いびき・睡眠障害

睡眠の質を整えることが、健康への第一歩



「最近、日中に眠気が取れない」
「家族からいびきがうるさいと言われる」
「朝起きると頭が重い」

そんなお悩みはありませんか？

いびきや睡眠中の無呼吸は、単なる生活習慣の問題と思われがちですが、実は放っておくと命に関わるリスクもある“病気”です。
特に「睡眠時無呼吸症候群（SAS）」は、知らず知らずのうちに体に負担をかけ、日中の集中力低下や交通事故のリスク、さらには高血圧・心疾患・脳卒中といった重大な病気を引き起こす可能性があります。

当院では、そうしたお悩みに寄り添い、日々を健やかに過ごしていただけるよう、「スリープスプリント（睡眠用マウスピース）」を用いたやさしい治療を行っています。
女性医師ならではのきめ細やかな対応で、患者さまのお話を丁寧にうかがいながら、最適な治療方法をご提案いたします。

「いびきだから…」
「少し息が止まるくらいだから…」

と放置せず、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

 

睡眠時無呼吸症候群（SAS）とは？



睡眠中に、呼吸が一時的に止まったり（無呼吸）、著しく浅くなったりする状態を繰り返す病気です。
無呼吸とは、10秒以上の呼吸停止が1時間に5回以上起こる状態を指し、重度になると100回以上起きることもあります。

主な症状

大きないびき

息が止まっていると指摘される

起床時の頭痛

日中の強い眠気

集中力や記憶力の低下

高血圧・糖尿病の悪化




主な原因

肥満（特に首周りに脂肪がつくと気道が狭くなる）

顎が小さい・舌が大きいなどの構造的要因

加齢による筋肉のゆるみ

飲酒や睡眠薬の使用（筋肉の緩みを助長）

 

睡眠時無呼吸症候群がもたらすリスク

睡眠時無呼吸症候群は、慢性的な睡眠不足を引き起こすだけでなく、以下のような全身疾患のリスクを高めます。

高血圧・心疾患
無呼吸状態が繰り返されることで交感神経が刺激され、血圧の上昇を招きます。
心臓にも大きな負担がかかり、心不全や不整脈を引き起こすリスクが高まります。

脳卒中・脳梗塞
睡眠中の酸素不足が続くと、脳に必要な酸素が届きにくくなり、脳血管疾患の発症リスクが上昇します。

糖尿病の悪化
睡眠不足や断続的な低酸素状態は、インスリンの働きを悪くし、血糖コントロールが難しくなることがあります。

交通事故・労働災害
日中の眠気によって集中力が低下し、居眠り運転や作業中のミスが増える危険性があります。

"たかがいびき"と軽視せず、早めの対策が必要です。

 

歯科でできる「いびき・睡眠時無呼吸症候群」の治療

スリープスプリント（マウスピース）療法とは？



スリープスプリントとは、就寝時に装着するマウスピース型の装置で、下あごをやや前方に固定し、気道を広げて無呼吸やいびきを軽減する治療法です。

適応となるのは？

軽度～中等度の睡眠時無呼吸症候群と診断された方

CPAP（持続陽圧呼吸療法）が合わない・使いたくない方

手術を希望しない方

いびきに悩まれている方

 

スリープスプリントのメリット

非侵襲的で痛みのない治療

コンパクトで旅行にも持ち運びやすい

CPAPに比べて装着が手軽

継続率が高く、生活の質を保てる

 

当院でのスリープスプリント治療の特徴



患者さまの口腔内に合わせたオーダーメイド製作

装着時の違和感が少なく、呼吸がしやすい設計

専門技工所との連携で精密なフィッティング

医科と連携した治療方針（必要に応じて睡眠検査のご案内も）

軽度〜中等度の睡眠時無呼吸症候群に対しては、特に効果が期待される治療です。
CPAP（持続陽圧呼吸療法）が合わない方や、旅行・出張時だけでも軽量な治療法を希望される方にもおすすめです。

 

治療の流れ

• STEP 1問診・スクリーニング

  いびき・無呼吸の頻度、生活習慣などを丁寧にお伺いします。

• STEP 2医科との連携による診断

  必要に応じて睡眠検査（ポリソムノグラフィーなど）を提携病院で行います。

• STEP 3スリープスプリントの製作

  お口の型を取り、あなたに合ったマウスピースを製作します。

• STEP 4使用指導と経過観察

  装着方法やお手入れ方法をご説明し、使用後の経過をフォローします。

 

女性院長ならではの、やさしく丁寧なサポート体制



東日本橋・馬喰横山の須藤デンタルクリニックでは、いびきや睡眠時無呼吸症候群でお悩みの方に、歯科からできるアプローチをご提供しています。

「最近よく眠れない」
「いびきが気になる」

と感じている方は、どうぞお気軽にご相談ください。
小さなお悩みでもしっかりと耳を傾け、女性ならではの視点で、やさしく丁寧にサポートいたします。

"しっかり眠れていない"ということは、毎日の元気や笑顔を奪ってしまいます。
あなたの眠りが変わることで、人生の質もきっと変わっていきます。
「寝ている間のことだから、どうにもできない」とあきらめず、まずはご相談ください。

 

よくあるご質問（Q&A）

Qスリープスプリントは保険が使えますか？
Aはい。医科からの紹介状があり、睡眠時無呼吸症候群と診断されれば、保険適用で作製できます。
Qいびきだけでも相談できますか？
Aもちろんです。いびきは生活の質に影響を与えるだけでなく、無呼吸のサインであることも多いため、お気軽にご相談ください。
Qマウスピースは痛くないですか？
A初めて装着される方には多少の違和感がありますが、ほとんどの方が数日で慣れます。調整も可能ですのでご安心ください。
Q他院でCPAPをすすめられたのですが……
A軽度～中等度であれば、スリープスプリントという選択肢もあります。
CPAPが合わない方にも対応いたします。